今日は午前中雨が降り、冬のように寒い1日となりましたね。
日曜日の夜中には、オリオン座流星群が見られたようです。
古代エジプト人は天の川を「空のナイル川」と呼んでいました。
エジプトの神話では、オリオンとシリウスから神々が降りてきたと
信じられています。
エジプトの首都カイロのギザ台地にそびえる
クフ王のピラミッドは、幅230m、高さ146m。
平均2.5トンの石灰岩を270万個積み上げて作った巨大な建造物です。
ギザの3つのピラミッドは
オリオン座の真ん中の3つの星の配列を
再現していると主張している人もいます。
ベルギー人の建築技師、ピラミッド研究家の
ロバート・ボーヴァルが
『オリオン・ミステリー』(1994)でこの説を述べています。
彼は天空(オリオン座と天の川)と
地上(ギザのピラミッドとナイル川)の配置が
全く同じになる時があるはず、と
地球の歳差運動によって動いていく星空の配置を
過去にさかのぼりコンピューターで調べました。
その結果紀元前2500年ごろ、
ピラミッド内にある外界に通じる二つの通気口の延長線が
それらの星に一致していたと考えました。
さらに、ナイル川と3大ピラミッドの配置が、
天空の三ツ星と天の川の配置にちょうど一致するのは
紀元前1万 500年頃だということを突き止めました。
紀元前10500年にはオリオン座が最も低い位置に見えます。
この説には反対を唱える学者も多く、論争は決着していませんが
古代宇宙人によるピラミッドの建造の可能性はあると思います。
今後スーパーコンピューターが発達すると
より詳細な分析が出来るのではないでしょうか。
その時の結果を今から楽しみにしています。