【小林耳鼻咽喉科医院】 世田谷の耳鼻咽喉科 めまい 耳鳴り アレルギー性鼻炎 耳鼻科

勉強会に参加しました

今日は晴れてスッキリした1日になりましたね。

 

 

25日土曜日は診療終了後、午後から勉強会に参加して来ました。

 

 

はじめに慶耳会会長 池田美智子先生のご挨拶

 

 

国立東京第二病院で研修医として勤務した際、非常にお世話になった先生で

女医の地位向上に尽力されています。

 

 

最初の講演は、日本大学医学部附属板橋病院 耳鼻咽喉科准教授 野村 泰之先生

「アレルギー性鼻炎の今、そして未来」

 

 

 

アレルギー性鼻炎の治療薬の種類は多く、効果と副作用の特徴を考えて使い分けています。

 

 

 

 

最近発売されたデザレックス、ビラノア、ルパフィンといった新薬の特徴についての解説があり

薬剤の基本構造から作用機序を再確認しました。

 

 

 

ビラノアの効果発現が早いこと、ルパフィンが2倍量の投与が可能なことも

特徴として挙げられます。

 

ビラノアは15歳以上、デザレックスは12歳以上で内服可能です。

 

 

また他の治療法として、漢方薬花粉米などの説明もありました。

 

 

 

 

 

続いての講演は、金沢医科大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授 三輪 高喜先生

「嗅覚障害の治療 Up to Date」

 

 

好酸球性副鼻腔炎では、鼻茸による嗅覚障害が生じることが多く

手術治療でも鼻茸が再発する場合があります。

 

 

 

 

新しい治療薬の効果の発表があり、手術治療以外の方法も検討する余地があると思いました。

 

また嗅覚障害に対するリハビリテーションとして、嗅覚刺激法があります。

 

 

4種類のエッセンスを朝食前、就寝前に5分間ずつ嗅ぐ方法です。

 

 

この方法で嗅覚の改善が見られるケースが多かったという発表でした。

 

 

 

 

最後に小川 郁教授の挨拶があり、講演会は終了しました。

 

 

小川先生にお嬢様の小川彩佳アナウンサーのご結婚のお祝いをお伝えした後

渋谷に移動して世田谷区医師会のご長寿お祝い会に出席。

 

 

開業医の先生で最高齢は90歳の先生で、

生前父も大変お世話になっていたのでお礼をお伝えし

昔の開業医の様子や当時の日本医師会会長 武見太郎先生の話など、

興味深いお話を伺えました。

 

当院隣の若林ゆうクリニック

五十嵐 裕恵先生が70歳なられたお祝いのご挨拶もありました。

 

 

いつも笑顔で前向きなことが健康の秘訣とのことで、自分も見習わないとと思いました。

 

 

かなり忙しい1日でしたが、充実した時間を過ごすことができました。

 

これからも積極的に勉強会に参加したいと思います。