1月6日木曜日は外来初日でしたが
診療途中から大雪となり、
患者さんは思ったほど多くありませんでした。
翌日7日は、大雪で受診出来なかった方が
たくさん来院され、かなりの忙しさでした。
整形外科の開業医の同級生は
雪で転んで手首を骨折した方、
鏡餅を力一杯包丁で切ろうとして
肩を痛めてしまった方、
転んで腰を打撲して動けなくなった方など
大忙しだったようです。
大雪の際には気圧の変動が大きく
梅雨の季節に多い病気と同じように
内耳の三半規管や蝸牛に圧力変動が起こり
内リンパ水腫という
めまい、難聴を発症しやすい状態となります。
低音部の難聴と耳鳴、
めまいが同時に起こるのが
メニエール病の特徴です。
また低い音が聞きにくくなる
もこの時期に多く、
ストレスや睡眠不足で誘発され
生真面目で嘘がつけないような方
仕事を頼まれてもイヤと言えない方に
起こりやすい傾向があります。
いずれの病気も初期の治療が重要なので
耳のつまり感、難聴、ふらつきがある時には
早めの受診をお勧めします。