【小林耳鼻咽喉科医院】 世田谷の耳鼻咽喉科 めまい 耳鳴り アレルギー性鼻炎 耳鼻科

漢方の勉強会に参加しました

今日も一日かなりの暑さでしたね。

 

 

昨日は外来を終えて、外を見ると綺麗な虹がでていました。

 

 

夕方からは漢方の勉強会に参加しました。

 

 

「今日の漢方セミナー」

講師は大野クリニック院長 大野 修嗣先生

 

最初に解説する漢方薬がいくつか提示され

 

 

この中からそれぞれの症例に使用する漢方を

自分なりに考えて、

実際に講師の先生の考え方を参考に

処方の理論を勉強するという大変実践的な会です。

 

このように具体的な写真を見て処方薬を考えます。

 

咽頭痛の後の咳、耳鼻科でよく診るケースです。

舌を見ると湿潤、蒼白で舌の周囲に歯痕が残っています。

 

長引く咳と虚証を考えた上で、私が選んだ漢方は

 

竹筎温胆湯(ちくじょうんたんとう)

 

さて、正解は・・・?

 

まさしく竹筎温胆湯でした。

 

こういう講義は自分の考え方が確認できて

とても嬉しいですね。

 

 

症例が内科や小児科の漢方処方もかなり参考になります。

 

 

熱中症に使用する漢方薬の使い分けも勉強になりました。

 

 

またほてりを目標とする漢方薬の解説では

ほてりの部位別の指標がわかって良かったです。

 

 

実践的なお話を聞けて、大変有意義な時間でした。

 

 

これからも引き続き

積極的に勉強会に参加しようと思います。