今日は曇りで蒸し暑い一日でしたね。
先日久しぶりに神戸在住の親戚が訪問して下さり、昔話に花が咲きました。
先祖に関する話題で、祖父 小林 新
が出身地の埼玉県の木部から
岩手県の山田村という無医村に数年間勤務して、
その後世田谷の若林に来て診療所を作ったのがルーツとわかりました。
祖父は昭和2年に世田谷線の若林駅前で内科医院を開業し、
地域の方々に信頼されて医院もかなり繁盛していたそうです。
親戚の中で困窮している子供のために
私財を投じて学校に通わせたりしていたようです。
その後若くして他界したため、祖母が女手一つで育てた6人兄弟の
長男である小林正夫先生が内科医院の跡を継ぎ
三男の父 小林康夫が昭和48年、若林5丁目に耳鼻咽喉科医院を立ち上げました。
神戸の親戚は同じ若林町内で父とともに生活していて
小中学校とも同じ学校に通い、
父母が結婚式をあげた乃木神社で式を挙げました。
父 康夫と母 文子が乃木神社での式の際に撮影した記念写真です。
父のおかげでいい人間関係を築けたと感謝していただけて
とても嬉しく思いました。
乃木神社は乃木希典大将を祀った神社です。
乃木神社には自宅も保存されていて、
明治天皇崩御の後に夫婦で自害した部屋も見ることが出来ます。
日露戦争で旅順攻略の後、水師営の会見の際に
ロシアの敵将であるステッセルに対して尊厳を損なわないよう
大変丁重に対応した逸話が有名です。
日露戦争の際、ユダヤ人のジェイコブ・シフと交渉し、
外貨獲得に奔走した高橋是清など、
明治の多くの先人たちの絶え間ない努力で、日本が近代国家となりました。
大東亜戦争で命をかけて戦っていた多くの方々のお陰で
今のわれわれが平和に暮らすことが出来ています。
これからも祖父をはじめ、先祖に感謝する心を忘れずに生きていきたい思います。