今日も寒い朝でしたね。
午前中の外来は風邪の患者さんやめまいの方がたくさんいらっしゃいました。
頭を横にしたり寝返りするとめまいが起こる
良性発作性頭位めまい症の患者さんも
「長い間悩んでいためまいの原因がわかってスッキリしました」
とおっしゃっていただき
自分の知識がお役に立てたことが実感できて
とても嬉しかったです。
午前中の外来を終えて、夕方からは勉強会に参加しました。
「腎の病態と解釈 〜八味地と真武湯〜」
という講演会でした。
漢方では、成長・発育・生殖などに関わる
泌尿器・生殖器・腎臓などの機能を「腎」と呼びます。
「腎」は、身体の様々な機能に密接に関わっており、
その働きが衰える「腎虚」になると
様々な症状が現れるようになります。
講演では八味丸のさまざまな使い方や
めまいに関する真武湯による治療法など
新しい知識を勉強出来ました。
また講演会終了後の意見交換の時間に
講師である 久永明人先生とゆっくりお話しさせていただき
具体的に漢方薬を処方する患者さんの病態や
注意すべき副作用などについても
長年の経験に基づいた
貴重なご意見を伺えて良かったです。
特に葛根湯の成分が製薬会社によってかなりの違いがあり
治療における効力も差があることを教えていただき
大変有意義な時間でした。
これからも引き続き
積極的に勉強会に参加しようと思います。
