今日は雨になって真冬のように寒い一日となりましたね。
スギ花粉症に対する舌下免疫療法は
花粉が飛ぶ前の季節、前年の秋頃より治療を開始します。
連日一日一回舌の下に内服する治療を二年から三年続けますが、
飲み忘れたりしないようにスマホやパソコンに日記を登録出来るサイトもあり
サポート体制も充実しています。
今年はスギ花粉の飛散量が例年よりもかなり多かったのですが
舌下免疫療法を行っている方のほとんどは、
症状が例年よりも軽く済んだと大変好評でした。
これまで舌下免疫療法の治療薬は、シダトレンとシダキュアの二種類の薬がありました。
錠剤のシダキュアは新薬のため、これまで処方期間が二週間が上限でしたが
5月からは1ヶ月分の処方ができるようになりました。
5歳以上から内服出来ますので、スギ花粉症でお困りのお子様は
治療の選択肢として考えていただくといいのではと思います。
先日製薬会社の発表があり、
液体のシダトレンは今後錠剤のシダキュアに一本化される事となります。
そのため今後は錠剤のみの処方に切り替えることとなりますので
持ち運びや保管がシダトレンよりも簡単になります。
今年度の治療は10月くらいから開始予定ですので
花粉症でお困りの方は是非一度ご相談にいらして下さい。