連休中は良いお天気が続きましたね。
5月に飛ぶ花粉にはどのような物があるのでしょうか?
こちらの表を参考にしてみますと
ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、シラカンバ,
オオアワガエリなどの花粉が花粉症の原因として考えられます。
シラカンバが原因の花粉症の患者さんの何割かは、
リンゴ、いちご、柿、プラム、メロン、梨、桃などの
果物を食べると口の中が痒くなる
口腔アレルギー症候群(OAS)を発症すると言われています。
この中で最も口腔アレルギー症候群になりやすい花粉は
ハンノキ、シラカンバと言われています。
ハンノキとの関連が報告されている食物は
リンゴ、桃、イチゴ、メロン、スイカ、キウイや
マンゴー、ヘーゼルナッツ、セロリ、トマト、
人参などがあります。
またカモガヤなどのイネ科の植物が原因の花粉症の場合は、
花粉の飛散時期が比較的長くどこにでも生えているため、
症状が長期に渡って出やすい傾向があります。
現在体調や気持ちの面で何となく元気のない方で、
6月以降だんだんと回復されていく方は、
実は5月に飛ぶ花粉が原因かもしれません。
花粉症症状でお困りの際には
当院でアレルギーの原因物質を特定できる検査を
実施していますので、是非一度ご相談下さい。