耳鼻科の病気の中にはめまい 耳鳴り 咽喉頭部の違和感
など、症状が長引くことが精神的ストレスとなり
知らないうちにうつ病になってしまう場合があります。
うつ病が重症化すると最悪の場合には
自殺を考えるようになってしまいます。
自殺者は今年も3 万人を超え、
10 年連続で毎年3 万人以上の自殺者が出ています。
健康問題を理由とする自殺が
自殺者全体の約50%を占めていることが判明しています。
さらに詳しく自殺理由を調べた結果、
うつ病等の精神疾患が全体の約50%、
身体の病気が約35%であることが判明しました。
うつ病と過労に関する調査では
①長時間の労働
②労働に伴う過剰なストレス
③体に変調をきたしても病院に行かない
という3 つの問題点が見つかりました。
ストレスを我慢している方が非常に多いと言う事ですね。
うつ病の発病要因としては、
労働などに伴う過剰なストレスを溜め込むこと、
過労などに代表される過酷な労働等が挙げられています。
また、ストレスを溜めやすいタイプとして
以下のような性格の方が知られています。
① まじめで仕事熱心
② 完全主義で几帳面
③ 人任せにできない
④ 人の目が気になる
つまり、①や②に代表されるように、
企業が求めるタイプと思われる人ほど
ストレスを溜めやすく、
うつ病にかかりやすい傾向があると言えます。
このような観点からうつ病に関する理解を深める目的で
精神科医師との対談を企画しました。
日常的に精神的ストレスを感じている方は
是非ご参考になさって下さい。