父 小林康夫は熊本大学医学部で、サッカー部創設の中心メンバーでした。
学生時代サッカーに全力で打ち込み充実した青春時代を過ごし
卒業以降は東京に戻って来てからも、
毎年のように熊本大学のOB戦に出場していました。
サッカー好きが高じて四十雀(しじゅうから)という
メキシコオリンピックで活躍した選手などが所属するチームにも参加して
元旦には国立競技場まで天皇杯を観戦に行くのが毎年の恒例行事でした。
父の影響もあり私も大学でサッカーを始めました。
母も熊本出身で、家では熊本弁での会話が飛び交い
「なんばしよっとね?」「どぎゃんしたつね?」
などとにぎやかな毎日でした。
そんな仲の良かった両親を思い出しながら
今日は久しぶりに、銀座にある熊本館に行ってきました。
お店に入るとさっそくくまもんのお出迎えです。
両親の好物だったお菓子の武者がえしやデコポンジュースを購入し
二階のカフェで一息ついてふと壁を見ると
日本赤十字社とくまもんのコラボのポスターがありました。
父が勤めていた病院が広尾の日赤医療センターだったので
とても不思議な縁を感じました。
何だか天国から両親が見守ってくれていたような気がして
ちょっと幸福な気持ちで銀座を後にしました。
また近いうちに、熊本の母の実家近くにあるお墓参りにも行こうと思いました。