今日は晴れていいお天気になりましたね。
元旦は地元若林の松陰神社にお参りして来ました。
新年の凜とした雰囲気の中、
今年も全てのことに前向きに取り組んで
全力で頑張ろうと、気持ちを新たにしました。
以前正月に江戸博物館で開催されていた
戦国時代展に行ったことがありますが、
そこで秋田の佐竹義重の甲冑を間近で見て
その迫力に圧倒されて以来
戦国武将について非常に興味がわきました。
秋田市指定有形文化財
黒塗紺糸素懸威力五枚胴具足
(くろうるしこんいとすがけおどしごまいどうぐそく)
天文5年(1536)10月
秋田市立佐竹史料館蔵
横に伸びている黒い部分は前立てと呼ばれ
剛直な熊の毛で出来ています。
前立てに毛虫が使われている理由として
毛虫は前に進み後退しないので
不撤退の決意を表します。
毛虫は葉を喰う。敵の刀を喰うという縁起担ぎから
戦場での魔除けという意味合いがあります。
また古い発音では源氏を
「けむし」と発音することがあり、
自分は源氏の正当な血統だという
自認からとも言われています。
秋田に旅行に行った際にも
佐竹氏ゆかりの地を訪れて
たくさんの興味深い資料を見てきました。
これからも学会で訪問する都市の城や
戦国武将をご紹介して行きたいと思います。