先週日曜日は東京国立博物館に行って来ました。
秋田旅行で青柳家の甲冑を見て感激し、
さらに他の甲冑を見学したくなり訪問しました。
榊原康政の
（こんいとおどしなんばんぐそく）
徳川四天王の一人、
榊原康政が関ヶ原の合戦直前に
家康から拝領した具足で
ヨーロッパの甲冑を模倣した南蛮銅です。
後立に当時「唐の頭（かしら）」と称された
犛牛（やく）の毛を用いています。
近くで見るとかなりの迫力です。
白糸威二枚胴具足
（しろいとおどしにまいどうぐそく）
兜は特徴的なサザエの形です。
豊臣秀吉のひときわ目立つ
一の谷馬藺兜
（いちのたにばりんのかぶと）
もありました。
その他にも特徴のある
兜が展示されていて
ずっと見入ってしまいました。
大洲藩主 加藤家伝来
（くろうるしぬりむねふすべがわつづりおけがわにまいどうぐそく）
樫鳥糸肩赤威胴丸
（かしどりいとかたあかおどしのどうまる）
いずれも保存状態が良くてびっくりしました。
その後別館に移動して
葛飾北斎の富嶽三十六景のうちの一つ、
の実物を見学しました。
思ったよりも小さな版画でした。
葛飾北斎は
印象派を代表する画家たちに
大きな影響を与えました。
富嶽三十六景 駿州江尻
クロード・モネ アンティーブ岬
ゴッホ 花咲く梅の木
実際に目の前で実物を見て
世界に影響を与えた北斎のすごさを
改めて実感しました。
いろいろな展示物を見られて
かなり楽しかったです。
本日外来にいらした患者さんは
東京国立博物館の特別展
をご覧になり、とても良かったそうです。
こちらも興味がありますね。
HPを見て下さる患者さんと
いろいろ趣味のお話も出来て
楽しい時間でした。
これからも日本の伝統的な芸術品を
見学に行きたいと思います。
