以前メディカルライフというサイトでインタビューを受けた際に
自分が医師となったきっかけについて話しました。
インタビューの一部分を抜粋して振り返ってみます。
私の父が耳鼻科の診療所を開業していましたが、
ある時
幼稚園の健康診断の後でしょうか、
小さいお子さんたちが家の前にずらっと並んで
『せんせい、ありがとうございました!』と 言う場面を見て、
『地域の患者さんの為に働く事は素晴らしいなぁ』
と思ったのが医師になるきっかけでした。
耳鼻咽喉科の医師になろうと思ったのは、
耳鼻咽喉科は内科的な事も外科的な事も両方出来ると言う事、
患者さんが苦しんでいる症状を
すぐに楽にしてあげられると言う事があります。
例えばのどが痛い方には、
薬を塗る事ですぐに楽にしてあげられますし、
鼻が詰まって苦しい方には、
薬を使って鼻の通りをすっきり良くしたり
困っている症状をその場で取り除いてあげられると言うのが、
耳鼻科の大きな魅力のひとつです。
実際に耳鼻咽喉科医になってみて、
「とっても楽になりました」と患者さんに感謝されるのも、
非常に嬉しくモチベーションが上がりますね。
医師になって良かったと思える瞬間です。
また治療に漢方薬を導入しているのが当院の特徴です。
漢方治療は、今までの西洋医学で
なかなか治らなかった症状を取ると言う
不思議な魅力のある治療法です。
例えば冷え症とか、イライラして眠れないとか、
この様な症状に一般的な西洋薬だと一時的な効果しかなく、
その効果も限定されてしまいます。
漢方は、長く飲んでいると体調も良くなって、
長く困っていた症状が取れると言う特色があります。
西洋医学に漢方が加わると治療の幅も広がりますので、
西洋薬と漢方のそれぞれの良いとこ取りをして、
西洋医学と東洋医学を融合した
身体に優しい医療をするのを理想としています。
お年寄りで最近食欲がない、
ふらつく、元気が無いと言う患者さんにも
効果が高い漢方薬もありますので、
お困りの方はぜひお気軽にご相談下さい。