今日も台風の影響で大雨となり、
冬のような寒さを感じる一日でしたね。
土曜日は午前中の外来の後、
東京都耳鼻咽喉科医会の学術講演会に出席しました。
場所はホテルグランドアーク半蔵門です。
最初に保険診療のワンポイントアドバイス
があり、
保険診療上の細かい取り決めについての解説がありました。
続いて日本医科大学 多摩永山病院 後藤 穣先生の
「アレルギー鼻炎の新たなる治療戦略」
講演では、
アレルギー性鼻炎の病態や
最新の薬物療法について、
舌下免疫療法と問題点、副作用の対応などについてのお話しで
大変実践的な興味深い発表でした。
アレルギー性鼻炎の発症には
体内時計が関係している可能性もあるとのこと。
海外での様々な知見を聞けて、非常に参考になりました。
続いて慶應義塾大学医学部感染学教室
生方 公子先生の
「肺炎球菌およびHibワクチン導入後の
小児急性感染症の原因菌と その薬剤感受性の変化」
ワクチン時代へのシフト化の背景
小児と成人用のワクチンの違い
急性中耳炎における肺炎球菌の現状について
などについての解説があり、
これまで知らなかった知見が数多く聞けて
大変興味のある話題でした。
二つの演題とも大変充実した内容で、有意義な時間でした。
講演終了後には発表者の先生に質問をして
その後の会合で名刺交換をさせていただき
意見交換が出来て、とても貴重な体験でした。
今後も最新の医学知識を勉強するために
積極的に講習会に参加しようと思います。