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【小林耳鼻咽喉科医院】 世田谷の耳鼻咽喉科 めまい 耳鳴り アレルギー性鼻炎 耳鼻科

解剖学実習で学んだこと

今日は晴れて気持ちの良い1日でしたね。

 

 

大リーグ エンゼルスの大谷選手は

投手と打者の二刀流で活躍していますが

肘の酷使により打者での出場が続いています。

 

 

 

 

ピッチャーの投球動作による肘の負担は相当なものです。

 

 

 

 

野球肘のMRI

 

 

 

 

肘の内部はどうなっているのでしょうか?

 

医学部の学生時代に解剖学実習の際、

腕の骨の関節を実際に見て

どうして肘が180度以上に曲がらないのか

その仕組みを確認しました。

 

 

 

 

上腕骨(humerus)の一部にへこんでいる部分があり、

尺骨(ulna)の突出している部分が

うまくはまり込んでいるのを発見して、

腕を伸ばしても180度以上には開かない仕組みが

良くわかりました。

 

 

 

 

なるほど神様は上手く身体を作っているんだと納得しました。

人の身体は本当に良くできていますね。

 

 

 

 

人体の骨は全部で206個あり

解剖実習では全ての骨を見て覚えました。

 

 

 

 

その中で最も小さい骨である

耳小骨は、音を効率良く伝えるために独特の

構造をしています。

 

 

 

 

左から、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨です。

 

解剖学実習で初めて見たときには、その小ささにびっくりしました。

 

 

 

鼓膜に穴が開いている慢性中耳炎や、

 

 

 

 

真珠種性中耳炎

 

 

 

 

 

 

などの手術で耳小骨を再建する操作を行いますが、

手術前はあまり聞こえなかった聴力が

手術後に聞こえるようになり、患者さんには大変感謝されます。

 

耳鼻科医になって良かったと思える瞬間です。

 

 

 

 

さらに高度の難聴で補聴器での効果が不十分な場合には

音の伝導路である蝸牛に電極を入れる

人工内耳

 

 

という方法もあり

耳鼻科領域での医学の進歩も目覚ましいものがあります。

 

 

 

これからも最新情報を絶えず吸収して

患者さんのためになる知識を増やして

充実した外来診療が出来るよう努力したいと思います。