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【小林耳鼻咽喉科医院】 世田谷の耳鼻咽喉科 めまい 耳鳴り アレルギー性鼻炎 耳鼻科

アレルギーの勉強会に参加しました

今日はかなりの寒さになりましたね。

 

 

昨日はアレルギーの勉強会に出席しました。

 

 

最初の講演の座長は

いつも患者さんの紹介でお世話になっている

東邦大学医療センター大橋病院 耳鼻咽喉科教授 吉川 衛先生

 

 

演者はJR東京総合病院 耳鼻咽喉科 石本 晋一先生

「花粉症 〜治療法とリスクについて〜」

 

 

 

花粉症の治療法についての講演で、

重症度に応じた対応や、舌下免疫療法の注意点など

これまでの知識の再確認が出来ました。

 

特に最近発売された眠気の少ない薬剤は

治療効果が高いもので、今後の主流となりそうです。

 

 

 

 

続いての講演は

日本赤十字社医療センター呼吸器内科 部長 出雲 雄大先生

 

「One airway, one deseaseに基づく実地診療

〜呼吸器内科におけるアレルギー性鼻炎合併気管支喘息の診療〜」

 

 

 

 

気管支喘息とアレルギー性鼻炎は合併することが多く

同時に治療する必要があるという内容です。

 

以前の勉強会でも話題になっていた

インターロイキン5に対する治療薬の治療成績や

重症の気管支喘息に対する最新の治療として

温熱治療法(Bronchial Thermoplasty;BT)を解説していただきました。

 

 

 

気管支喘息が重症化すると気管の壁が厚くなってきます。

BTは気管支粘膜に熱を与えて容量を減らす治療法です。

 

気管支鏡に電極付きのカテーテルを挿入し

高周波電流を流し65℃で10秒間気管支壁を温めることで

気管支平滑筋の減量を行い、気管支の収縮を抑制します。

 

気管支を三つのブロックに分け、それぞれ3週間空けて実施します。

この治療で効果が5年間持続するという新しい治療法です。

 

 

 

また長引く咳の原因として、肺癌や気管の腫瘍など

全身の検索も必要であることがあり

あまり症状が変化ない場合には画像診断も考えるべきだと思いました。

 

 

 

講演後に気管支サーモプラスティについて

若年者、18歳以下は対象外で

治療が行われていないのはなぜかと質問しました。

 

治験の際に対象年齢に入っていなかったためというお答えで

今後は治療対象の年齢も下がる可能性もあるというお話でした。

 

 

またホルムアルデヒドなどによるシックハウス症候群についても

診断方法を伺ったところ、はっきりと診断するのは難しく、

専門の医療機関(北里研究所病院 環境医学外来など)で

検査依頼するとのことでした。

 

 

いろいろな話を伺えて充実した時間でした。

これからも勉強会に参加していきたいと思います。