今日はかなり暑くなり、まるで真夏のような一日でしたね。
医療機関のホームページには誇大広告や比較優良広告
患者の主観や伝聞に基づく体験談などは
掲載してはならないという厚労省の通達があります。
近年美容外科手術による被害者の増加に伴い
美容外科の広告内容を制限する点も含め
新たなガイドラインが作成されました。
これにより多くの病院のホームページ上での
過剰な広告が改善されることが期待されています。
美容外科だけではなく、
川島なお美さんの件でも問題となった
癌の終末期治療や
レーシック手術でも訴訟が多く
ネットでの誇大広告による被害者が増加しています。
レーシック手術を受けて後遺症が残ったという苦情が
150件以上寄せられています。
レーシック難民を救う会のホームページにも
多くの被害体験の話が載っていますが
術後の過矯正による遠視、ドライアイ、乱視
光をまぶしく感じたり、目の痛みや頭痛、吐き気などにより
日常生活に支障を来している方がほとんどです。
眼科の有名な先生方が、皆さんメガネをかけていることが
レーシック手術の危険性を物語っているようです。
自分のところにもリクルートの情報誌が送られてきますが
医師募集要項に美容クリニックも多く掲載されています。
経験不問で医師を募集していますが
短期間に技術を習得できるほど、美容外科は簡単ではないはずです。
患者さんも初心者の先生には執刀して欲しくないと思います。
ネット上での広告が制限されても
安易に出来るという美容手術を受けたり
経歴のはっきりしない医師の治療を受けないようにする
必要があります。
美容関係や癌治療で病院のホームページを見る際には
誇大広告でないか充分注意して下さい。