今日は晴れておだやかな1日になりましたね。
4日水曜日は勉強会に参加しました。
最初の講演は、防衛医科大学 防衛医学講座
清住 哲郎先生
「海上自衛隊の災害派遣と洋上医療」
遭難者の連絡が入り次第
海上保安庁の巡視船や航空機が派遣されます。
洋上医療では医師や看護師が
巡視船やヘリコプターに乗り込み活動を行います。
これまでに数多くの救助活動が行われました。
ソマリアの海賊に対する対処活動についても報告がありました。
ソマリア沖・アデン湾の海域は、
年間約1,600隻の日本関係船舶が通行する
日本の暮らしを支える重要な海上交通路です。
この海域に機関銃やロケット・ランチャーなどで武装した
海賊による事案が多発・急増しました。
自衛隊は海賊対処法(平成21年7月施行)に基づき、
派遣海賊対処行動水上部隊(護衛艦2隻)を派遣し、
派遣海賊対処行動航空隊(固定翼哨戒機2機)を
ジブチ共和国に派遣して海賊の監視警戒を実施しています。
この海域での具体的な活動内容や
医療上での苦労話など興味あるお話を伺えました。
遠い海外で日本のために働いている自衛隊の方に
改めて感謝したいと思いました。
続いて日本医科大学 耳鼻咽喉科 松延 毅先生
「唾液腺腫脹の診断と治療の新知見」
唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。
唾液腺腫脹を来す疾患は
耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍などの腫瘍や
おたふく風邪などの炎症性疾患
また唾石症による唾液腺腫脹も数多く見られます。
松延先生は唾液腺内視鏡治療の第一人者で
治療手技について詳しい解説がありました。
最先端の医療技術を解説していただき
大変勉強になりました。
これからも積極的に勉強会に参加したいと思います。