今日は晴れてスッキリした一日になりましたね。
つい最近まで多かった花粉症の患者さんも少なくなり、
ようやく外来の混雑も落ち着いてきました。
先週末は大阪と伊勢に行ってきました。
これまで大阪城には行ったことがなかったので
戦国武将の本を購入して
大阪冬の陣、夏の陣について再度本を読み返しながら
新幹線で大阪に行きました。
大阪城は昨年度の入場者数が年間275万4千人の
日本でも屈指の人気城です。
海外からの観光客、
特に中国や韓国からの団体がたくさん来ていました。
敷地の広さがとにかく広大で、
築城に使われた石の大きさも巨大でした。
これは蛸石と呼ばれる巨石です。
一体どうやって運搬したのでしょうか?
大阪城は見るもの全てにおいて
スケールが大きくてびっくりしました。
この広大な場所で、日本全国から戦国武将が集結して
国を二分する大きな争いが起こっていたことを想像すると、
とても興味が湧きます。
大阪城内の階段を上がり、
各階にある展示物を見て回りました。
戦国時代をテーマにした浮世絵が多数展示してあり、
解説を読みながら見るとかなり面白かったです。
「日本略史図」真田左衛門幸村・徳川家康公
大阪夏の陣で真田幸村が徳川家康を追い詰めた際
霧に遮られて家康を取り逃がした場面です。
こちらは有名な黄金の茶室です。
豪華な内装がすごいです。
この部屋で飲むお茶は美味しかったのでしょうか?
別のフロアには戦国武将の兜がずらっと並んでいて
こちらは試着してかぶることが出来ます。
さっそく豊臣秀吉の兜をかぶって記念撮影。
兜は大きくて結構重かったです。
他には以前のブログに書いた
上田城の真田幸村
熊本城の加藤清正
黒田官兵衛
の兜がありました。
天守閣の外壁に描いてある虎と
シャチホコです。
天守閣からは市内が一望できてとても素晴らしい眺めでした。
この天守閣まで徳川家康率いる東軍が大砲を撃ち込み
秀頼の母 淀君が恐れおののいて
家康との和睦に応じたのが大阪冬の陣でした。
その後大阪夏の陣では城の外堀が埋められた状態で
西軍は城内に籠城することなく打って出て
結果的には敗れてしまいます。
大阪の陣で戦った両軍の武将はどの人物も魅力的です。
戦国武将の兜は特徴があって面白く
学生時代に兜と武将を関連して勉強すればまた印象が違って
戦国時代の歴史が覚えられたのではと思います。
今回は夜の大阪城は見られませんでしたが
次回はゆっくりと見てみたいと思います。